2010年 05月 30日 ( 1 )

電車の中では読めない本

乗り換え駅で間違って改札出ちゃうくらい、のめり込んで読んでいた本↓


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賢明なる読者諸君なら

「アレッ、それってウ~~~ンと以前に読んでるって言ってなかったっけ?」

と仰るコトでしょう、そうでしょう。

実は道半ば、ほんのさわりを読んだだけでもう辛くて、辛すぎて、本棚深くに
仕舞い込んでおりました。

それが、
先日「アニマル プラネット」ちゅう、動物専門デジタル放送で、
アメリカの女優サンが、著者ダイアン・フォッシー縁のゴリラ保護区を訊ねた
番組を偶然見て、再び読み始めたのでゴザイマシタ。


フォッシー女史が他殺体で発見されたのが1986年12月26日、今だ犯人は逮捕されず。
それから20年以上が経つというものの、ゴリラの密猟は減るどころか増えているんダとか、
それも個人収集家が買うんですと!!!

保護と観光の両立を目指すがユエの人馴れ=生息地の観光ツアーとかで間近で見られる、
これで人間を怖がらない習慣をつけちゃうから、やすやすと殺されちゃうワケで×
おまけに子供ゴリラがターゲットにされる場合、群れ全体を殺戮しないと捕獲できないから
それはそれは末恐ろしい皆殺しの現場となるのデス。

また土地開発による生息地の縮小もあったりして、
保護区とは名ばかりの、決してゴリラにやさしい環境ではないのデス、今もって!?




彼女が淡々と綴る観察記録にも、密猟者が仕掛けた罠で手首がもげた雌ゴリラや
足首から細菌感染し命を落とす子ゴリラなど、数え出したら切りなく登場する。

仰天するのは、土産物屋にゴリラの手の灰皿やら足の椅子なんかがあったりして
何ともやりきれない思いで、電車の中で眉間に皺寄り涙を堪えるのにやっとで
だから、乗り換え駅で改札抜けちゃうってのもご理解いただけるでしょ。



ゴリラ達が人を怖がって人前に現れず、幻の生き物となってほしいと願う。
そうして人の手に触れない価値をそのままに、人は静かに見守るだけ、ただそれだけ。

それだけではダメですか、ねぇ・・・
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by buono-club | 2010-05-30 13:06 | Trackback | Comments(2)