昔々の悲しい御話

昨日はキッカお嬢とコッコ姉のシャンプーでした。
そして、今日は雨・・・雨なのネ×××

我が家のジンクス=ワンコをシャンプーする日、または翌日には必ず雨が降るザマス!?

あああっ、そういえばこのジンクスには悲しい、悲しい、由来があるのですヨ・・・
お聞きになりたい?

では、少しだけお時間を拝借して・・・・・



昔、昔、まだ生きとし生けるもの全てが同じ言葉を話していた時の御話でございます。

肥沃な土壌と豊かな水源とに恵まれた、それはそれは皆が幸せに暮らす国がありました。
小高い丘の上に立つ城は、華美を嫌うボーノ王の命により、国の豊かさを殊更にひけらかす事もなく、ひっそりと・・・
イエイエ、誠に品のよろしいお姿で聳え立っておりました。

その王国の主はと言えば、
稀代の名将、優れた人格者、頭脳明晰、勇猛果敢と褒め称える言葉に枚挙がないほどではありますが、今だかつてボーノ王の姿を見たものはほとんどおらず、その風貌、人となりなんぞは噂と風の便りで、人々の口伝に想像されていただけでございました。

ただ、若くして父君母君を相次いで病気で亡くされ、早くから国を民を守る義務、責務で大変多忙であられましたので、愛すべき妻を娶る時間がございませんでした。

「王様、いかがでしょう、そろそろ王妃さまをお迎えしては?
国民もおひとりで寂しいボーノ王を心配しております。」

家臣であり、無二の親友のライズ候がそう進言するまでもなく、王もライズ候・コッコ夫人の仲睦ましいご夫婦を見るにつけ、自分の孤独を呪うのでした。

「王様、心配には及びません。
早速、近隣諸国に使者を使わせ、姫君様から候補を募ることと致しましょう。」
機転の利くライズ候の計らいにより、后選びの運びとなったのです。

さあ、あの名君の誉れ高いボーノ王のお后選びは、それはそれは遥か彼方のマンマ女王の国にまで知れ渡って参りました。
「まあ、あの賢王がお后をお探しに!?
とはいっても、誰もかの王のお姿を見た者も居ず。
ワタクシの可愛いキッカ姫を、お顔も分からない御仁に嫁がせて良いものかどうか・・・」

女王は、噂で伝え聞く王の人柄、民の為の王政、国土を守ると言う強い使命感など、ボーノ王を申し分ない娘の夫君にと思ってはおりましたが、さてさて実物と噂とが全くの別人ということもあるやも知れず、子を思う母の心で思い煩うのでした。

それから5回の夜を送り、6度目の朝を迎えた時、美しく聡明な女王はキッカ姫をお呼びになり、こう告げられました。

「よいですか、キッカ姫。
ボーノ王は噂ではとても賢く、やさしいお人柄の様です。
ですが、それがタダの噂でなく真実であると分かるまで、あなたは身分を隠し、ワタクシが遣わした返信の使者として王国に行きなさい。」

まあまあ、母の気持ちを他所に、天真爛漫なキッカ姫は、遥か彼方の国への旅が楽しくてうれしくて、お付をひとりお供に日が傾く前に出立してゆきました。



アラッ、御話に夢中でもう、こんな時間に!?
今日はここまでと致しましょう。
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by buono-club | 2008-01-12 20:54 | Trackback | Comments(0)

おいしい生活シリーズPart3☆
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